
韓国ドラマで出てくる車は大きいセダンが多いような…?
どの国でも似たような車が走ってると思いがちだけど、韓国人の車に対する思い入れは日本人とは全然違ってた!
そこで今回は韓国で人気の車や、韓国人の車に対する思い入れ方、ちょっと変わった車への評価の仕方などを知ってみよう!
韓国で人気の車の種類は?
韓国で一番人気の車は、大型サルーン!日本で言う大型のセダンタイプ。
なんで大型かって言うと、韓国では昔の日本のバブルの時みたいに車は自分を表すステータス!
小さい車に乗ってるとバカにされてしまう上に、もともと合流で入れてくれる人が少ないのに、もう全く入れてくれる人がいなくなる…!
日本で言う軽みたいなモーニングっていう小さい車があるけど、そういう考えじゃない若い人くらいしか乗ってない。
あとは親戚が多いから本当はダメだけど、ちょっとの距離ならセダンに7人とか詰めて乗っちゃったりも。。結構しんどい。
韓国人にとって、ヒュンダイはトヨタ、KIAは若者から人気があって、サムソンは三菱みたいなイメージ。あとはサンヨンっていうメーカーもあるけど、独特の形であんまり走ってない。
韓国車は日本と違ってあんまり車種が豊富じゃないから、メーカーさえ決まってればあまり悩むこともなく買う車が決まってくる。
日本車は高級車としてレクサスは人気だけどそれ以外はあんまり人気がない。ドイツ車はブランド力があるから人気。
最近は世界的な流行もあって若者にはSUVも増えてきてるよ。
韓国で人気の車のオプションは?
韓国では、基本的に全オプションついてないと怒る人が多いからフルオプションが基本。
中でも人気のオプションは、サンルーフ!
走ってるどの車にも基本的についてる。
逆に日本では、何か落ちてきたら怖いしあんまり見かけないけど。
多分、冬の長い韓国では少しでも陽の光を入れたいから人気なのかな。
ないと絶対ダメって人が多い!
実際には空気が悪いから開けはしない。
結構中国から流れてくるPM2.5や、韓国内の大気汚染で綺麗な青空が見れない時が多い。
あと、面白いオプションはハンドルヒーター。
日本でもアウトドア車や雪国仕様だとシートヒーターがついてることもあるけど、韓国ではさらにハンドルまであったかくなってくれる。
日本でも付けられる車もあるみたいだけど、付ける人はあんまりいない。
意外にあったかくって重宝する。
車の降車感って?
韓国では車の走行性や操作性みたいな評価の類いに、降車感ってものがある!
降車感っていうのは、車から降りた時にまわりの人たちの目がどれだけ羨ましい〜ってなるかどうか!?
人の目をある意味日本以上に気にする韓国では、みんなから羨望の眼差しで見てもらいたいので、同じ価格の会社でもイメージとかによって降車感が違うらしい。
例えばアウディよりも有名なベンツ、BMW。
アウディに乗るのは人と車がかぶりたくない人やアウディが好きな人ってイメージ。
それ以上はフェラーリやランボルギーニ。
降車感は一番いい…らしい!
でも財閥二世とかじゃないとなかなか乗れないよね。
いい車を若造が乗ってると、ストレス溜まった酔っ払いが車を蹴って大問題になったりもする。
韓国と日本の違いは?
色々違いはあったけど、他にも違いは結構ある。
例えば韓国の車のドア横についてる青いクッションみたいなの。
旅行行った時とかに見たことがあるかもしれない。ドラマではさすがに取られてるけど。
あれは新車で買った状態で付いてくるんだけど、ステータスである車を傷つけたりしないようについてるドアパンチ対策。
ホームセンターとかで色々な形と色のを売ってるけど、面倒だから納車時のままの青クッション率がダントツ高い!
あとは路駐が基本の韓国では、車の見えるところにケータイ番号が書いてあって、どかしたい時は連絡してね!ってシステムがあったりする。
その分、この車いなくならないと絶対動けない!みたいなアグレッシブな駐車をしてくる人も!
プライバシーはあんまり気にしない。
結婚写真や家族写真を車の外に見えるように飾る人も!
車で無茶な運転をする人がいたりしてトラブルになっても、基本的には大事な車から降りて一対一で言い合ったり…。
冷静なんだか感情的なんだか、ちょっと不思議だったりもする。
まとめ
似ているようで似ていない韓国の車事情。
旅行に行った時にちょっと気をつけて見てみると、いろんな違いが発見できて面白いかも?!
あとやっぱり一番の違いは右車線走行だから、道を渡る時は「右見て左見て右」が逆になるから気をつけて渡ろうね!
基本的に日本と違って車優先社会だから待ってくれないし、のんびり渡ってると危ない!